訪れたのは群馬県勢多郡宮城村。前橋市より県道3号を行き大胡町より県道16号を北へ、赤城山を目指します。国道353号と交差して直進すると赤城神社に到着です。


ところで、『赤城神社』と名がつく神社は群馬県だけでも、118社。全国では334社あるそうですよ。宮城村周辺にもたくさんあるので、間違わないで下さいね。

9月に入っても30度と、暑い日が続く毎日なのに、この『赤城神社』はとっても涼しい。よく見ると、神社内いたるところに湧水が流れてるんです。もー右を見ても水。左を見ても水。これはスゴイ!


涼しいのにはもう1つ。木が多いんです。それは、スギだったり、楓だったり。その中で、とっても高いスギが3本あります。これは『俵杉』というそうで、平将門を滅ぼしたことで知られる藤原秀郷の寄進 と伝えられる県指定天然記念物です。

他にも、『赤城神社』の『本殿』を含む多くの建物が県指定重要文化財になっています。なんか凄いところに来ちゃいましたね。


そんな、ものすごく由緒ある神社に来る人たちが真っ先に向かうは、『御神水』。写真を撮っていたところ、おじさまと仲良くなってしまったしいな。おじさまのお話によると、この「御神水」を汲みに来る人は平日でもいっぱいいらっしゃって、行列ができるくらいだとか。すごいときは30分もならぶそうですよ。それも伊勢崎などの遠方から汲みにくる方もしばしばいるそうです。

ココの湧水は料理やお茶に使ってもいいのですけど、そのまま飲めます。「もう水道のお水なんてまずくて飲めない!」なんて言っていた人もいましたよ。 『赤城神社』付近の方たちはこの御神水を水道代わりに使っているとか。それも、皆さん「ここの水はおいしいですよ。どうぞ飲んでみて下さい」と訪れた方々一人ひとりに言っているくらい自慢のお水。これは楽しみだ。

ちなみに、今回はしいなグラス持参。持ってきたのはいいけど、やっぱ人に見せるのは恥ずかしいわ。ということで、ちょっと人がいなくなるのを待ってみる。どうやら今日はタイミングよく、人が少なかったみたい。ちょうど人がいないときを見計らってコソコソとグラスを出してみる。


『シャキーン!!(そして水をグラスに注ぐ)』

『ゴクゴク…』

うん、めっちゃ冷たい。でもってよく言えないけれども、味がありますなぁ。これは、確かに一度飲んでしまうと水道水はムリかも…そんな感じ。この水、減菌消毒をしていないそうで、あの何とも言えない消毒の味がしないのが嬉しいですよね。

ホント、なぜ今までこの場所を知らなかったか不思議なくらいですよ。もしかしたら、『赤城神社にしいながぁ!!』なんてことがあるかもしれませんよ。それぐらい『御神水』オススメですよ。


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