少林山達磨寺もうでと絵付け体験
『少林山達磨寺』の入り口はとてもりっぱな門でした。とても300年前に建てられたものとは思えないぐらいでした。
と、その門をくぐると…
そこには、大石段が待ちうけていました。正直言ってこの石段見たとき、振り返って帰ってしまおうかと思いましたよ。
しかし、「この階段、どれぐらいあるのか」と気になりだしたしいな。さっそく石段の段数かぞえてみました。結果、128段ありました。(多分あってない気が…)
でもね、登りきったしいなの目の前には、本堂へ行く階段がありました。
やっとついた着きましたよ。と、そこにはだるまの山がありました。これが『だるまの納め所』ですね。よくみると、だるま以外にもお札とか、モノによって分けられていました。あれですね、納められている中に、聞いたことある会社名があると、ちょっとはずかしいですね。なんか見てはいけないものを見たような感じです。
何の神様かわからなくても、一応拝もうというのがしいなレポートの基本。ということで、今回もちゃんとお参りしてきました。あっ、ちゃんとお賽銭も入れてきましたよ。
そして、本堂のとなりには『達磨堂』があります。入り口では大きな福入りだるまがいらっしゃいます。
なかはあたり一面だるまだらけ! ここには、全国各地のだるまが納められているんですよ。顔は筆で描かれているものがほとんどですが、中には眉とひげに毛がつけられているものも。ちょっと怖いですよ。もしかして伸びてたり…
上部にも大きなだるまが3つ飾られてあります。と、「このだるまに書かれた名前、見覚えが…」それもそのはず、小渕さんと中曽根さんと福田さんの必勝だるまでした。こんなところに納められていたんですね。
ところで、高崎で作られているだるまの特徴ってしていますか?『高崎だるま』は眉は鶴、鼻から口ひげは亀をあらわしています。ちなみに、『福入だるま』と呼ばれているんですよ。
『少林山達磨寺』周辺に“だるまの絵付け”ができるとのことで、行ってみました。
入り口では、石造のだるまが迎え入れてくれます。ちょっと怖いです、怒ってます。それも、お店前は大きな道路。お店を見つけるのに目印になりました。
そして、店内に入ると…
(正面)だるまドォーン!
(右)だるまドォーン!!
(左)だるまドォーン!!!
さすが、ものすごい数のだるまです。 高崎市がだるまで知られているだけあって、周辺には約70軒、年間で150万個のだるまが作られるそうですよ。そして、全国の8割が高崎市で作られているとか。毎年購入時に手にするだるまは、きっと高崎で作られただるまでしょう。
絵付けをさせてもらえる、工房はお店の奥にあります。
「すいませーん…、えぇ?」
しいなの前には『静かに』と書かれた看板。あっ、呼んじゃったよ。
しかし、お店の人は出てきません。
「そーいえば…」と思い、お店の外に行ってみるといらっしゃいました。どうらや、いつもは団体さんが多くて到着時にバスのクラクションを鳴らして教えてくれるそうです。ということで、個人的に訪れる場合には、事前にお店の人に連絡してみましょう。
ではさっそく、だるまの絵付けをしましょう。まずは絵付け用のだるまを購入します。サイズは片手にのるくらいのだるまです。(650円)
「まずは…」とお手本を見せてくれます。さすが、職人技!「スッ、スッ、スー」ってな感じに、いとも簡単に左右描いています。
そして、職人技を覚えようとがんばるしいな。はっきり言って、難しいです。筆自体、手にするのは高校生以来。とっ、とにかくがんばります。
絵付けができるのは眉とひげの2ヶ所。それも、顔の部分以外ははみださないように描かなくてはいけません。っと、イメージし続けるしいな。
そして、やっと筆入れ。筆はじめからなんとなく職人と違う。やっぱり難しいのね。1線をきっと一筆で描かなくちゃいけないんだろうけど、何度か入れちゃいました。すっ、すいません…
できあがっただるまがコレ。
うっ、線が細い。あの『高崎だるま』のりりしさがまったく見うけられません。なんか弱そう…
大門屋
【電話】027-323-5223
【場所】群馬県高崎市藤塚町124-2
【HP】http://homepage2.nifty.com/daimonya/