防災グッズをもっと身近に!『Fredy(フレディ)』
上司より教えてもらった防災グッズ、『Fredy(フレディ)』。
『もしも』のときでも『日常』でも使えるそうです。でもね、しいなの防災グッズのイメージって大きなバッグに乾パンと水と懐中電灯…とっても重いけれど災害のときにそんなこと言ってられないじゃない。って、とっても大変なイメージなんですけれども。
でもね、実際に手にした『フレディ(一般用基本セット)』は「ちょっと今から買い物に…」ってぐらいコンパクト。それでも中には8点も入ってます。おっ、これならクルマに常時入れておけるかも。ちなみに、入っているものは…
1.IDタグ
2.FOX40 ミニホイッスル
3.防水マッチ
4.エマージェンシーブランケット
5.ペリカンL1 LEDライト
6.BRUNTON ボールコンパス
7.メタルマッチボックス
8.レンズ付きサバイバルツール
と、このほかにバッグがあります。って聞いただけじゃ分からないですよね。そうですよね。ということで試しちゃいましょう。
●IDタグ
えっ?こんな小さいんですか?でも中にはちゃんと防水紙が入ってますよ。記入欄には『保険証番号』を書く欄もありますよ。これなら自分が重体の場合でもきちんと処置してもらえますね。
ほかにも常備薬、持病の有無も記入できます。これ大事ですよね。しいな以前に持病のせいで薬が合わなくて、効くどころか反対に具合が悪化した経験があるんですよ。持病を書く欄は大事ですね。うん。
●FOX40 ミニホイッスル
先日の地震を見ていてしいな思いました。
「もしどこかに閉じ込められて出られなくなったらどうしよう…」
こんなことだって、実際に起こりうることなんですよね。
このミニホイッスルは、万が一水に濡れても鳴らなくなることがないそうです。そのうえ、軽く吹いても遠くまで音が聞こえます。実際にクルマに閉じ込められたことを想定して試してみたのですが、ドアも窓も閉めた状態でもよく聞こえました。そこで、どれぐらい遠くでも聞こえるのでしょう。河原で試しちゃいました。
「ピィィー…」
150mぐらいでしょうか。しいなの姿も小さくなっちゃいました。
●防水マッチ
マッチ箱にはもちろん、マッチ自身が濡れても火がつくそうなのですが…ホントですかね。ちょっと不馴れなしいながつけてみました。ほぉー、しっかり火がついています。
一応安全に火を付けられるように、マッチを擦る前には箱についた水を拭き取ってから擦って下さいね。
●エマージェンシーブランケット
このブランケット、NASAがアポロ宇宙計画時に宇宙服用に開発されたアルミ繊維でできているそうですよ。パッケージもNASAっぽいですよね。しいな以前『宇宙食』食たべたことありますよ。それにしても見た目が小さいのですが、広げてみましょうか。
えっ?薄いっ!こんな薄くて外で寝ることになった時とか大丈夫ですか?あっ、でもすっごく暖かいんですけど。それに、この大きさ。2mあるんですって。これならどこで寝ても寒くないかも。それに、上半身暖かくて下半身寒いなんてことこの大きさなら心配ないですね。防災だけじゃなくて、スノボやスキーで冬山に行くときはけっこう役立つかも。たためばポケットに入るサイズだから、身に着けていても邪魔になりませんよ。
●ペリカンL1 LEDライト
LEDって、あの『新しい信号機』に使っているやつですよね。連続で約100時間使えるそうですよ。スゴイ。これ、暗い時に物を拾うときに便利ですよ。実際にクルマの中でキーを落としちゃった時に使ってみたのですが、すっごく明るいの。明るいのに手にスッポリ入るサイズ。片手で使えちゃいますよ。
●BRUNTON ボールコンパス
コンパスって、しいなは小学生のときにオリエンテーリングで使ったことしかないのですが…
でもね、このコンパスは球体型なので、どんなところでも使えるんですよ。使い方は、基本的に道に迷ったときに役立つのでしょうか。それって災害時どころかいつものことじゃないですか。
地図を広げて、北(N)を地図の上方向にあわせれば自分がどこを向いているのかわかりますね。距離が知りたければ、「レンズ付きサバイバルツール」に目盛りが付いてるいるので組み合わせて使えば、カーナビいらず!
●メタルマッチボックス
これも防水加工済みですよ。本当はマッチを入れるものだそうですが、しいなはちょっと工夫。
以前「体力が消耗した時には甘いものを口に含むといい」と聞いたことがあるんですよ。ほら、乾パンにもコンペイ糖がついているじゃないですか。ということで、中に飴を入れてみました。これで、災害時にも疲れが和らぐかも。でも実は職場での疲れを和らげる機会のほうが多いかも。
●レンズ付きサバイバルツール
カード型のサバイバルツールです。ナイフ、缶切り、栓抜き、ドライバー、フォーク、スケール、そして火をおこすことができるレンズ付きです。レンズで火をつけるなんて理科の実験以来ですよ。でも、そんな実験だって災害の時には使える手段なんですよね。重さも45gと軽いし、ポケットに入るサイズですよ。
と、すべてがコンパクトで女性のしいなでも、難なく使えましたよ。これ重要ですよね。
さらに…
●バッグは2種類から選べる
この8つの道具を収納するバッグですが、手さげタイプの「キットバッグ」か、車のサンバイザーに取り付けるタイプの「サンバイザーバッグ」のどちらかを、お好みで選べます。
しいな的には「サンバイザーバッグ」に入れて、普段よく使うトートバッグにくくりつけてすぐ取り出したい小物類も一緒に納めておきたいですね。
でも、他にも自分オリジナルの防災グッズを収納しておきたい場合は、容量が多い「キットバッグ」のほうが使いやすいかも。
そこで、しいなは常備薬と水、ラップ(*)とビニール袋、予備の電池を入れてみました。それでも、バッグは片手で持てる程の重さです。これなら普段クルマに入れておいても邪魔にならないし、突如地震が起きてもすぐ持てますね。おっ、これはしいな私物に欲しいかも。
(*)ラップ…
災害時に水道が止まるとゴハンを食べた後のお皿が洗えなかったり、そもそもお皿がなかったりすることがけっこうあるそうです。
お皿の上にラップを敷いて、その上にゴハンを盛り付ければ、お皿は汚れずに使用済みのラップをポイッとするだけ。衛生的でいいでしょ?