『洞窟観音』は『白衣観音』のある観音山の山中に所在します。
車で行く場合は、大きな観音様の像をあおぎながら、山中を『洞窟観音』という看板をたよりに探して下さい。
着工昭和2年とかなり古いものみたいですよ。
ちなみに洞窟は400メートルあります。
それも機械を使わず、すべて人力で掘ったそうですよ。
洞窟内には36体(数字がないものを含めて)の観音様と10数体の仏像があるそうです。
しかもこの洞窟、戦時中は防空壕に利用していたとか。

入ってみてビックリ!
めっちゃ暗い。あるのは普通の蛍光灯のみ。
でも、洞窟内はとても涼しいですよ。
気温は年中18度くらいだそうです。もっと涼しいような気がしたんだけどな。
きっと、壁がコンクリートで作られているので冷たさが増すんでしょうね。

洞窟の中ってものすごく静かなんですよ。
で、聞こえるのは天井から落ちてくる水の音と、洞窟外で飛んでる飛行機の音のみ。
耳鳴りがするくらいです。
1体目発見!
洞窟の左右にくぼみができてて、その中に観音様がいらっしゃいます。
それぞれいろんな表情をしていますよ。中には壁の方を向いてる観音様も。
洞窟内の通路中央付近で急に怖くなるしいな。
途中で「ハッ!!」と後ろ向いてみたり。
通路が終わるまで、ずっと背後を振り返りながら通りました。
やっぱりビビり屋ですね。
これは洞窟途中であったモノ。
それもひとつではないんです。洞窟内に2、3箇所見つけました。
それは、 木で塞がれてコンクリートでふちを固められていました。
なんとも不自然なんですが。
もしかしたらこのあなの先には塞がれた通路が…

この先はごつごした岩の洞窟になっています。
と、左に曲がったところには…

現れたのは天井がものすごく高い空洞。
そこには観音様がいっぱい!
検証するため今までの観音様の数をかぞえてたしいな。
目の前の観音様たちを見てあえなくダウン。
この空洞付近には観音様付近に近づけないように柵があるのですが、その柵近くに亀を発見。
「これって亀の形した仏像?それとも36体に含まれるの?」

『聖観音』という観音様を見つけました。
ほかのスペースとはなぜか違って、観音様の手前には白くて丸い砂がひかれていました。
そして、ひとつだけ大きな丸い石があるのですが、そこには足の形が模られていました。
なんとなく、足型に合わせて立って拝んでおきました。

しばらく進んでいくと光が…
あっ、ありました出口です。
ずっと暗い洞窟の中にいたから、明かりが懐かしいわ。
そんな感じ。

そして、出口にて一応頭を下げておきました。
結局、観音様の数は確かめられないまま洞窟を抜けてしまいました。
もしかしたらお会いできてない観音様もいるかも。

『洞窟観音』の隣には『徳名園』があります。
どうやら北関東一の名園として評価が高いそうです。
庭園にはさまざまな花が咲いてますが、しいなが行った時期は
紫陽花がおみごとでした。
『徳名園』内には『浦島の池』といわれる池があります。
お決まりのように池には鯉がたくさんいました。
その中に金色の鯉発見!
何かいいことあるかしら。って、金色の鯉って珍しくないですか?
きれいに整えられた庭園はとってもココロが和みますよ。
『洞窟観音』で涼しんで、『徳名園』でゆったりと。
やっぱり夏はいいですねー

【電話】0273-22-5025
【所在】群馬県高崎市石原町2857
【参拝時間】9:00〜17:00
【参拝料】大人800円、子供400円
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