ずっと遊べて、飾られるおもちゃ
先日、上司から突然『積み木』を渡されました。「えっ?」っと思ったしいな。なぜ、コドモのおもちゃが会社にあるのでしょう。それに、なんとも言えない積み木の絵。とにかく、ケースからだしてみました。
いきなりですけれど、『積み木』っていいですよね。しいな、あの木の音が好きなんです。乾いた木の音。早速、「コンッ、コン」ってやってみました。うーん、飽きない音ですね。
っと、ここで上司からひと言。
「この積み木、廃材で作っているんだって」
はぁー、これが廃材ですか。廃材といっても家具を作るときに出る短材を加工して作ったものなんだそうです。それにしても、ものすごく木の表面も普通に販売されているモノと変わらないですよ。
ところで、このアザラシの絵、なんで尾を上げているのでしょう。よく見るアザラシの絵って、横向きで泳いでいるポーズのような気がするのですが…
実は、この絵には北海道にある『旭山動物園』の動物たちをもとに描かれているそうです。
「『旭山動物園』って?」
テレビでホッキョクグマが水の中に「ザブーン」っとしているのを見たことはありませんか?あの迫力ある映像はこの『旭山動物園』なのです。今、北海道というとても遠い場所なのにも関わらず、とても人気が高い動物園なんだそうですよ。人気の秘密は、身近に動物が見れるところなんだそうです。この絵のアザラシ、『旭山動物園』では細長い円柱の水槽の中で泳いでいるのですよ。その円柱の水槽で泳いでいるときの姿勢。それが、この絵のアザラシなんだそうです。
ほかにも、『ペンギンといっしょにお散歩』なんて時間が設けられたりしているそうですよ。しいなもいってみたくなっちゃいました。
しいな:「ほぇー」
「ほぇー」っと、ちょっと由来がわかったとこで、しみじみ見るとおもしろい絵ですね。動物の特長が描かれてて、コドモにもわかりやすい。
しかも、名前は『Puzoole(パズール)』っていうそうですよ。言わなくてもわかっちゃうと思いますが、『パズル』と『zoo(動物園)』を掛け合わしちゃってるわけです。ますます「ほぇー」ですね。
定番の家を作るしいな。積み木が立たなくて、「あぁーっ」ってなるのも楽しいですよね。
最近、なかなか見かけなくなった木の積み木。おもちゃは新製品がいっぱい発売されているのにね。それに、積み木はどんな風にも遊べて、飽きないんですよね。しいなはもうオトナになったので遊びませんが、しいな家にはまだ、小さいときに使っていた積み木があるんですよ。よく積み木をおもちゃ箱に入れて、家中持ち歩いてたなぁ…。
そんな、小さいころの懐かしい出来事も思い出しちゃう『積み木』。今日あたり家にある積み木を引っ張り出しちゃいそうな、しいなでした。