11時50分で満席?「うどん茶屋 一休」
〜まえがき〜
“そば”と“ラーメン”…この東西横綱ともいえる2つのメニューは、実は、私がレポートしていく中では「アンタッチャブル」な存在。。。まだ私が駆け出しのフードレポーターだった頃(と言ってもまだ2年目)、あるラーメン屋をとりあげたところ、このレポートが発端となって 「あそこの縮れ麺がウマイ!」、「いーや、ここのトンコツが一番だ!」、 「それはこのチャーシュー食ってから言え!」…などと、書くにはばかる異論、反論の嵐!「美味しい!」の一言の重みをズッシリ感じる事件となったのでした。
「そば」も然り!
全国のそば愛好家からの異論・反論メールが続々と届くのではないかと 今からビビッております。きっとその中には、うちのお父さん(そば打ちマニア@自宅)からも…。でも勇気を出して、やってみましょー!
今回は高崎市にやってまいりました!お昼休みの間に3軒のお店をハシゴするというスケジュールなのでとにかく時間がありません!そこで、入社して初めての早メシ!手元の時計では午前11時50分になったところ。では『一休』の暖簾をくぐりまーす!…って、満席じゃんっ!店内の様子をレポートします。テーブルは全部で10卓(2〜4人がけ)ほど。そんなに広い間取りではないので全卓が埋まっていると、ものすごい活気が漂っています。お昼時に来たなら、相席は覚悟して行きましょうね。
もりそば(450円)
「すみませーん、もりそばください!」
はい、注文すること2〜3分、すぐ出てまいりました。じゃんじゃん注文が入るので、回転が良いのでしょうね。だいたい10〜15分ほどでお客さんは入れ替わっています。せっかちな人、あまり時間がない人にはもってこいですよ。
「いただきまーす!」
麺はやや細めですが、しっかりコシがきいています。なかなかの歯ごたえ。音がしそうです(でも音はしません)。数回噛んでスルッと飲み込むと風味が後に残りますね。すっきり、さっぱりという印象の風味です。
このツユぜんぜんしょっぱくないですね。そばの風味が消されない程度の濃さです。んー、なんでしょう?しょう油っぽさがあまり感じられません。その代わり、カツオの匂いがフワァっと漂ってきて唾液分泌の設定は大解放!というイメージ。ここのおそばを強力に推薦する、座右の銘「そばの食べ歩き」というわが社の課長さん(推定85s)は、
「麺がウマイ店は結構ある。ツユがウマイ店も結構ある。だけど、その両方がバランスとれてウマイ店ってのはここなんだよ」
としみじみ語っていたわけも頷けます。
うどん茶屋 一休
【電話】027-353-0159
【所在】高崎市中居町3丁目6-16
【営業】11:00〜14:00 17:00〜19:00
【定休】水曜日