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「深山まいたけ」の原料 〜原料にこだわるワケがある
食べる前に「深山まいたけ」について簡単に説明しましょう。(というより、工場長の山本さんに詳しく説明してもらいました)
まず、美味しい舞茸は美味しい原料から!
当たり前のようですが、実はこれには深ーい意味があったんです。
栽培に欠かせない水は、敷地内に湧き出る天然水を利用しています。その水はいったいん池に貯まり、その中で魚たちが元気に泳いでます。なるほど、この赤城山の天然水は安全に間違いない!
プロがにおいをかげば、舞茸の苗床の原料に何を使用したかわかる…と言われるほど、与えられた肥料やおがくずの性格を忠実に反映する舞茸。たとえば、落花生の殻を混ぜれば、落花生の香りがするんだそうです。
つまり、原料のおがくずの性質や成分を濃縮する働きを持っているってこと?
だから、苗床になるおがくずには、農薬の影響を受けていない山奥のナラやブナの木を厳選。肥料には、遺伝子組換大豆を使用せず、小麦ふすまの鮮度にも気を配って舞茸の「苗床」を作り出す…って息切れするほど、こだわりが多いんです。
一言で言えば、無農薬・有機栽培の舞茸ってことなんですね。
これがその「深山まいたけ」の菌糸。つまりタネみたいなもの。ここで生産している舞茸は「SNZ-73号」という品種です。改良の結果、より天然モノに近い形と香りと食感にたどり着き、アイアンシェフ・道場さんのおめがねにもかなったとか。
ちなみに、発ガン抑制物質の「βグルカン」が、従来品種の1.3倍ほど含まれているんだそうです。ガンに限らず、舞茸が健康やダイエットにいいってことはよく聞く話ですね。
さ、そろそろ味見しましょうか。
え、まだ?
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