ふわふわパンではさんだ?プリンジェラート!
オマケ(記事の一番最後に美味しいプレゼントあり!)
〜ピゾネット通信の編集長です。店長インタビューしてきました!〜
編集&雑用担当の山田です。
最近は、インターネット上のショップ展開も始まり、「掘り出し物や話題になりそうなモノはないだろうか?」と探す日々。
そんなとき、福山フードレポーターの試食レビューの原稿をチェックしていて「これはちょっと面白そうだ」と、サンバスの店長に電話で即アポ取り。食べた感想は福山に任せておいて、ジェラートのこと根掘り葉掘り聞き込みしてみました。
ここから先は、暇な人か、美味しいジェラートをプレゼントでもらいたい!という人だけお読みください。
●添加物を使わないジェラートは“生”アイスである
(なるほど度=!!!!!)
このショーケースに並んでいるジェラートすべてこの店内で手づくり。できたそばからすぐに店頭に並べられるから、鮮度は常に最高レベルを維持できるというわけですね。
でも、疑問に思いました。ジェラートってずっと冷やされているんだから鮮度ってそもそもあんまり関係ないんじゃないのか?
ところが、そうでもないんだそうです。通常、市販されているアイスなどは工場で生産されてから店頭に並んで食べてもらえるまでに数週間かかることも数ヶ月かかることもある。それでも同じ品質を保つためにはいわゆる“保存料”のような添加物が必要になるらしい。
その保存料を使わないとどうなるのか?実はアイスの成分が分離する場合もある。簡単に言えば、糖分と水分が分離して味が変質してしまうということ。
なるほど、長期間の流通に耐えるジェラートには保存料は必要。しかし、この店で作って直販するというスタイルなら、添加物は不要なんですね。余計な混ぜ物がないということは安全だし、安心して食べられそうです。
だから店長曰く「買ってから2〜3日のうちにぜひ召し上がってほしい」。つまり、ここのジェラートは生鮮食品、生モノ、という表現がふさわしいかも。
●たいていの食材はジェラートになる
(なるほど度=!!!)
ちょっと「甘酒のジェラート」が気になるんですよ。と言ったら貴重な商品を味見させてもらえました。
長野県の諏訪にある造り酒屋から仕入れた酒粕を使用した作品だそうです。それにしてもわざわざ諏訪から酒粕を仕入れますか…そこまでやりますか。という感想はひとくち食べたら「言わなくてよかった(^_^;)」と思えました。
このお酒「翠露(すいろ)」という純米吟醸酒らしいのですが、かなりフルーティーで爽やかな香りがします。ジャパニーズワイン!と言えばなんとなく海外でも通用しそうなフレーバーです。その酒粕は、まだ絞れば酒が出てくるという段階の、贅沢な酒粕だとか。この酒粕でなかったらこのジェラートはうまくできなかったかも知れませんね。いやぁ、うまかったです。
ちなみに「舞姫酒造」というところです。
その酒粕はサンバスでジェラートに生まれ変わって、またこの酒屋の店頭に並んでいるそうです。観光に来た人は必ず買っていくとか。そりゃ買うでしょう。お酒好きな女性なら興味あるはずです。
今回私がお話を聞きに行った時は、栗の入ったジェラートがいくつかありました。他にもこの季節の旬の食材を使ったジェラートがけっこう見られます。レシピは数百種類あるらしいですが、その中から20種類が店頭に並んでます。店長さん、かなりアイデアマン、というか研究熱心な方です。
●カップとコーンに盛るだけがジェラートではない
(なるほど度=!!!!)
かねてから、いろんな商品をみるにつけ「これはネット販売向きだな」とか「こうしたらネットで売れるかもな」と鑑定するクセがついてしまいました。
このジェラート、自分で食べるのもいいけど人に贈ったら喜ばれるかも。ということで、宅配について聞いてみました。
クール便で発送は可能だそうです。
でも、少ない量だとちょっと送料がもったいないですね。やっぱりある程度まとまったロットか、セットになっていると便利かも。と、おせっかいなことを言ってみたら、「ギフトにできるセットがある」…ってやっぱりそうだと思ったんです。
それも、フルーツの形をそのまま残しつつジェラートにしてしまったセット。見た目はリンゴやバナナですが、中をくりぬいてジェラート化しています。メロンもありました。インパクトあるなぁ。でもお値段もそれなりにします。自分で楽しむよりも大切な場面で贈り物として活用したいですね。
この冬はジェラートケーキの販売もしているということで見本を拝見。ジェラートもふんだんですけど、ずいぶんイチゴを使いましたねぇ。予約販売ですか。でも宅配はなくて、店頭受渡のみと。けっきょくこのお店に来店しないと、これにはありつけないんですね。ある意味、地域限定ですよねコレ。
●食べてみなきゃ味は伝わらない。だからプレゼント
(なるほど度=!!!!!!!!!!)
どんなに素材を厳選しようと、どれほど手づくりの製法にこだわろうと何百種類ものジェラートを作ろうと、言葉ですべてを伝えるのは限界があります。そう言ってしまうと、このフードレポートのアイデンティティに関わりますが、福山の座右の銘にあるとおり、「百聞は一食にしかず」です。
「ねぇ、そのジェラート本当に美味しいの?」と質問する前に、とりあえず食べてみてください。
というわけで、店長のご好意により読者プレゼントをいただきました。
※応募の受付は終了いたしました。
最後までお読みくださりありがとうございました(山田)。
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