たべる
最高の柚子をとじこめた再仕込ポン酢醤油
今日は群馬県安中市、創業天保三年(というと180年くらい前)の老舗、醤油の蔵元「有田屋」さんに来てまーす!
ここ、ここ、わかりますかー?
完全有機栽培の柚子を取材しているうちに、その柚子を使った「柚子醤油」ができたらしい…という話を聞きつけ、やってきたのでした。
おっ、これですか!
上州安中 黒ぽん酢『山猿』
〜山猿が勝手に喰ってた柚子使ったんさぁ。
気い向いたときだけこしゃったぽん酢だべぇ。
さあ喰ってみない。〜
このラベルの上州弁がいいですねぇ。本当に地場モノって雰囲気がよーく伝わってきます。これなら群馬特産品ってことで贈答品にも合いますね。
■数少ない「天然醸造」の蔵元 〜熟成までなんと3年!
ここで「上州安中 有田屋」さんについて、簡単に説明しましょう。
江戸時代から続く由緒ある老舗で、いまだに変わらぬ天然醸造を守り続けている数少ない蔵元なのです。
ところで「天然醸造」ってなに?…という疑問ですが、簡単に言えば、微生物の力だけで発酵・熟成させることで大豆の旨味がよーく溶け込んだ手づくりの製法のことです。
一般的に大量生産の醤油は、早さと効率と低コストが求められるので、大豆が醤油へと変化していく過程でいろんなムリをさせがち。でも、天然醸造はのーんびりと熟成していくのを待ちながら、ときどき「調子はどうだい?」なんて見守りながら、ちょっとだけ発酵・熟成の手助けをする…といった製法です。
で、前置きはこのへんにして、さっそくその「柚子醤油」を味見しましょう!
え、まだダメ?
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